Ⅴ【自分では予期せぬ様々な事が】
「自分の予想に反して」
仕事にも行けず怪我の治療をしていたのですが、会社の思いもよらぬ対応に愕然と
した事を思い出します。
仕事中の怪我なので労災保険を希望したのですが、責任者が無資格者に操作させての
怪我ということで、労災申請すると営業停止になる期間の恐れもあるので却下?
仕事に行けない期間の給料保証の交渉をしたがこれも却下?
マイクロバスで従業員の送迎とヒューム管工場の責任者で、どちらも免許と資格が
必要な仕事に従事していた為、代わりがいないのに休まれては困るという会社側?
会社からは病院にかかる治療費だけの保証、右手は怪我で使えず仕事どころではない
のに結局、約5年働いた会社とはこの事が原因で退職することになりました。
たしかに自分の不注意での事故でしたが、会社側も少し考えて対応してほしかったと
思ったものです。この時はまだ・・・結果退職して道が開けることに。
「人生とは不思議なもので」
姉の病状も以前より落ち着いてきていた頃、マツも通院治療中だった時期に、上場二部企業の
〇〇(株)が地元北海道〇〇市に電子機器部品の新規事業拡張により工場を新設、正社員募集の
広告が目にとまり、内容は簡単な筆記試験と面接のみ工場完成までの期間は長野県〇〇本社関連
会社に技術習得兼て、2年間の出向勤務ができる人が条件でした。
姉も落ち着いてきてるし、実家を離れる口実が「退職したばかりだし、これはチャンス」と
ばかりに応募、ただ右手は治療中で通院が必要だったのですが、とりあえず筆記試験に合格し
て面接に、右手は包帯だったので面接というより、怪我した事情を話していた記憶しか(笑)
後日、合格通知が届いて両親を説得して長野県○○に行くことに。
地元の病院から紹介状をだしてもらい、長野県で通院治療をしながらの勤務を会社も承諾し
てくれて、いざ新天地へ出発。
この時は不思議と不安もなく、希望と喜びを感じていたのを覚えています。
こうして若い頃の自分を振り返って感じることは、人生には浮き沈みがあり、自分の感情
や思考にも大きく影響していることを実感してしまいます。
こんなことわざも「沈む瀬あれば浮かぶ瀬あり」
長い人生にはいろいろなことがあるものである。
悪いときもあれば、よいこともある。
よいときも長続きしないし、悪いこともそう続くものではない。
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